こんにちは、代表の鈴木です。
本日はコビトハウス・オレンジハウス
放課後等デイサービス営業日でした。
昨日の「療育って何なのか」続きです。
私たちの事業は国が定めた法律に基づいて
都道府県の認可を受けて運営するものです。
運営の指針を定めたガイドラインは
厚生労働省から示されています。
国は「療育」をどう定めているのか
放課後等デイサービスガイドライン(厚生労働省)全部で42ページ
児童発達支援ガイドライン(厚生労働省)全部で60ページ
を読み直してみました。
ふむふむと読んでみましたら、
「療育」という言葉は使われていません。
その代わりにどうやら「支援」という
言葉が使われているようです。
もう少し具体的に掴みたいと思い、
PDFtoText
でテキストを抽出して
Wordで検索をかけて
「支援」を含めて
児童に何か「する」というところに
関係あると思われる動詞の
語数をカウントしてみました。
注1)児童発達支援ガイドラインは、「支援」という言葉が主語にも含まれるため、全体数946から「児童発達支援」という言葉の数308を引いた数638を結果としました。
注2)児童発達支援ガイドラインに3つ含まれていた「療育」という言葉は、そのすべてが障害児等療育支援事業(厚生労働省)についてでした。
わかったことの(すごく乱暴な)まとめ
①国は、児童発達支援事業と放課後等デイサービス事業
については、主に「支援」と「相談」をやってほしいと思っている。
ちょっとだけ「訓練」もしてほしいみたい。
②児童発達支援は、放課後等デイサービスよりも
約2倍くらい、めっちゃ「支援」してほしいと思っている。
(文章の量が60p/42pという差は考慮していません)
③「療育」という言葉は、使わないと決めたらしい。
どういう経緯で、現行の児童発達支援事業と
放課後等デイサービス事業に「療育」を使わない
ことになったのか、さらに興味がわきました。
障害児通所支援に関するガイドライン策定委員会
の議事録に全部目を通したら、わかるかもしれません。
コビトハウス猫の熊吉に
夕方の遊びの時間はまだですか
早くしてくださいと呼ばれておりますので、
「療育」って何なのかについて、
本日のぷち研究発表は
これで終わりにして、
続きはまた後日書きたいと思います。
本日もご利用下さり
本当にありがとうございました。